浮気・不倫の慰謝料請求|時効は何年?慰謝料相場は?

配偶者の浮気や不倫が発覚した場合、受けた精神的苦痛に対して慰謝料を請求できます。

しかし、この慰謝料請求権には「時効」という期限があり、それを過ぎてしまうと権利が消滅してしまう可能性があります。

この記事では、時効の仕組みと慰謝料の相場について解説します。

不倫慰謝料の時効は3

不倫の慰謝料を請求できる期間(消滅時効)は、原則として「損害および加害者を知った時から3年」です。

ここでいう「加害者」とは、あなたの配偶者と不貞行為に及んだ浮気相手・不倫相手を指します。

つまり、「配偶者に不貞行為があったという事実」と「その不貞行為の相手が誰であるかという事実」の両方を知った時点から、3年の時効期間がカウントされ始めます。

たとえば、不倫の事実は知っていても、相手を誰だか特定できていない場合には時効のカウントは開始されません。

慰謝料の相場と金額を左右する要素

不倫の慰謝料に法律で定められた明確な金額はありません。

個別の事情に応じて、最終的には裁判所が判断します。

慰謝料の金額は、主に以下のような要素を総合的に考慮して決められます。

 

  • 婚姻期間の長さ
  • 不倫が原因で離婚に至ったかどうか
  • 不倫の期間や頻度、態様の悪質性
  • 子どもの有無
  • 支払う側の経済力や社会的地位

 

一般的に、不倫が原因で離婚に至ったケースの方が、離婚しないケースよりも慰謝料は高額になる傾向があります。

具体的な相場としては、離婚しない場合で数十万円~100万円程度、離婚に至る場合では100万円~300万円程度がひとつの目安とされています。

まとめ

不倫の慰謝料請求には、時効の管理だけでなく、何よりも「不貞行為を立証する明確な証拠」が不可欠です。

感情的になったり、悩んでいる間に時効が迫ったり、ご自身で証拠を集めようとして相手に気づかれてしまったりするケースは少なくありません。

私たち探偵は、法的に有効な証拠を確保するプロです。

慰謝料請求を有利に進めるため、まずは探偵に相談し、確実な一歩を踏み出すことをおすすめします。

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